今回は、ダンクを成功させるためには最低でも何cmの最高到達点が必要か考えてみたいと思います。
リングの高さが約305cm、バスケットボール7号の直径が約25cmですので、単純に足し合わせると
305cm+25cm=330cm
計算では空中でボールを保持した状態で330cm必要だということになりますが、個人的にはこれほどの高さは必要ないのではないかと思っています。
というのも、この計算では中指の先がボールの最上部と同じ高さになっていますが、以前掲載したようにボールを掴み持ち上げるようにしてダンクすればボールの最上部まで指がかかっている必要がないからです。
自分の感覚だと、ボールの下からおよそ3分の2まで指が届いていればいいと思うので、だいたい
321~322㎝!!
これがダンクをするために必要な高さの最低ラインだと考えています。
ただ、難しいのはこの高さをボールを持った状態で出さないといけないことです。
高くジャンプするためには腕の振りがとても大切です。
以下の動画は1人アリウープダンクです。※自分でパスをして空中でキャッチするやつ
これなら助走の際に腕を振ることができているためいいのですが、ドリブルからダンクをする場合は、ボールを持っていて腕を振ることができないためジャンプの高さが落ちてしまいます(体感約10cm)。この下にある動画です。
腕の振り以外にも、ドリブルからのダンクの際にジャンプ力が低下する要素としては
①ドリブルの際のボールコントロールによる助走スピードの低下
②踏切姿勢の変化による筋肉の出力の割合の変化
③そもそものボールの重さ(これはあまり関係ないと思いますが・・・)
こんな感じでいろいろありますが、やはり腕が振れなくなることが一番大きいのではないかと思います。
ですので、これからダンクしたいと思っている方は、誰かにパスを出してもらう、もしくは上記の1人アリウープのような高さを出しやすい方法で挑戦してみることをお勧めします。
コメント